低価格帯から高価格帯まで、ここ数年で様々な製品が発売されている焚き火台。
短期間で使わなくなった物もあるので、使用台数自体は結構多めだと思います。
キャンプを始めた頃から現在までに使用した焚き火台を、備忘録的に感想を添えて残しておきます。
笑’s B6君
Amazonにて、2018年3月に購入。
ゆるキャン△を見て、とりあえずしまりんと同じギアを揃えようという思惑で買いました。
焚き火には適さないものの、炭を使用したソロバーベキューなどの炭火調理用としては優秀。
グリルプレートで肉を焼くと、側面に油が垂れるので掃除の手間が結構かかります。
やっぱり焚き火はガッツリ燃やしたいので、残念ながら出番はほとんど無くなりました。
BUNDOK 焚火スタンド ハンディ
Amazonにて、2018年3月に購入。
通気性の良いメッシュ生地で、構造もシンプル。
支柱は分割できてコンパクトになり、燃焼効率もメッシュ生地のお陰で十分以上に良い。
焚き火面の下に空間があるので、そこに薪を入れて乾燥させる為のスペースが十分取れる。
ただ、分割できる支柱の接合部が熱で劣化して割れてしまいました。
値段としては結構お安く、ユニフレームのファイアスタンドの半額で購入できます。
Our’s 焚き火台
Amazonにて、2019年3月に購入。
なんか変わった焚き火台が欲しいな、と思っていたところに、とあるキャンパーのブログで紹介されていたのを見て買いました。
ステンレス素材の三角形の焚き火台という事で、他のキャンパーとも被らずに特別感のある焚き火台となりました。
五徳がわりにDODの秘密のグリルさん用ゴトクを乗せれば、焚き火調理も十分こなせます。
三角形の形状の為、五徳と焚き火台の隙間から薪を補充し、焚き火台本体の形状から薪を斜めに立てかけられるので、側面に空いた空気孔と合わせて燃焼効率が良い。
短期間でじゃんじゃか焚き火したので、すっかりカーボンが付いてしまいました。
それから、ステンレスの板は結構薄く、太い薪を燃やそうとすると薪の重量と炎の熱で板が歪曲してしまいます。
使用している間に、内側は煤と汚れで染まりましたが、外側にはステンレスの変色が見えます。
チタン程ではないけれど、この変色が個人的には好み。
この後に買った焚き火台を使っていても、時々は引っ張り出して焚き火するくらいには愛着があります。
Snow Peak 焚火台S
Amazonにて、2019年5月に購入。
組み立てやすく、頑丈な焚き火台が使ってみたくなり買いました。
ヒンジと空気孔のお陰で、見た目以上に燃焼効率は良いし、熾火が作りやすい。
グリルさん用ゴトクを渡して、スキレットを乗せても問題なし。
薪を加えやすくはあるけれど、深さが少し足りないので火との距離が近く、その為に調理器具に灰が入りやすい。
約3kgはある、ソロキャンプ用ダッチオーブンを乗せても問題なし。
こちらも、時々持ち運んで火を入れています。
BUNDOK ロータス
スポーツオーソリティにて、2022年6月に購入。
軽めで折り畳みでき、焚き火調理もできそうだという事で買いました。
しかし、思ったよりも組み立てに苦労する。
脚のフレームの広げ方や、火床を組み合わせる時に板の穴にネジを入れ込んで引っ掛けるのですが、嵌まらない箇所があったり嚙み合わせが上手くいかなかったり。
火床が歪曲していて、一見して薪が良く燃えそうではあるけれど、実際は微妙でした。
ファイアーボウルと同じ構造なのだから、似たような燃え方はするのだろうか、と思いましたが上手く使いこなせず。
ちょっと相性の悪い焚き火台でした。
残念ながら、2~3回使用した後、お蔵入りとなりました。
ベルモント TABI
Amazonにて、2022年6月に購入。
こちらも、組み立て式で軽量、焚き火調理をする為に買いました。
チタンが主素材の為、かなりの軽量。
重量は500g未満。
ピコグリルに近い形式なので簡単に組み上げられます。
その癖、ホームセンターで買ってそのままの長さの薪を乗せたり、スキレットを乗せたりできる耐久力があります。
さすがにダッチオーブンは無理そうですが、ソロキャンプで使う代替の調理器具に対応できそうです。
薪の補充も側面の板を取り外せば簡単にでき、熾火も作りやすいので扱いやすい。
数回使えば、チタンブルー含む変色が楽しめます。
荷物を少なくしたり軽量化したりしたい時には、この子の出番となります。
DUCKNOT B.T.S
ハードオフにて、2023年10月に購入。
フルステンレスの、広げるだけの焚き火台。
ハードオフの棚で見つけて数か月、買い手がいなかった事と、デザインが良さげだったので買いました。
五徳を本体のフレームに引っ掛ける事で、調理台となります。
五徳の上下を入れ替える事で高さを2段階に調節する事ができ、調理内容ごとに火床との距離を変更できます。
左右が開いているので、五徳の全面を使用していても薪の補充に支障はありません。
この焚き火台は、気分によって持ち出しています。
MONORAL ワイヤーフレームソリッド
Amazonにて、2023年4月に購入。
モノラルの焚き火台は、初代ワイヤーフレームの頃から気になってはいたのですが、耐熱クロスの耐久性など気になる部分があったので、フルステンレス製のこちらを購入しました。
メッシュ火床により、火床の面積が十分以上あるにも関わらず、片手に収まる収納サイズと約1kgと軽量。
着火剤のファイアーライターを点けて、ホームセンターの薪をそのまま載せてもしっかり燃える。
薪は2~3日放置して、ある程度乾燥させてありますが、これまでの焚き火台に比べてハッキリと薪が燃えやすいと言えます。
専用の五徳を装着しても、使用感には変わりなく。
五徳の高さがあるお陰で薪の補充も問題なくできるし、一緒に持ち運んだ時の重さも気にならず。
ちゃんと本体とまとめて収納ケースに収められる事もポイントが高い。
火床からの距離があるものの、焚き火台自体が燃焼効率が恐ろしく高い。
その為に熾火を残しにくく、どうしても煌々と火を上げる事になりますから、この位の距離がないと焚き火調理の時に火力が強すぎるという事になると思います。
どのくらい燃焼効率が良いかと言えば、結構適当に焚き火して放置していたのに、大部分が白色の灰になってしまったくらい。
↓どんな風に焚き火した結果、こうなったかはこちらに。
燃え残りはありますが、これは寝る前に入れて置いた2本の薪の燃え残りですね。
メッシュ火床の為に、焚き火した後に本体含めて冷えるのが早く、片付けも簡単です。
ちょっと個人的に使いやすくて、過去一番お気に入りの焚き火台なので大分色眼鏡が掛かっているかも知れません。
欠点と言えば、五徳含めてのお値段が高い事と、薪が燃え過ぎるので燃料代が膨らむ事。
今のところはこのくらいでしょうか。
コメント