【レビュー的な】ベルモント/フィールドナイフ-倭-yamato

ギアレビュー

 メルカリでファイアスターターとセットで販売されていたので、買っちった。

外見

 やっぱり牛革製のナイフシースは手触りが滑らか。
 ヌメ革なので、使い込んで色が変わっていく様子をみる楽しみもあります。

 ナイフ本体。
 細身のステンレス製で、まず見た目が素晴らしい。

 本体のみの重さが90gと非常に軽量です。
 フルタングナイフの刃材にパラコードを巻いただけですが、握る指に合わせてパラコードが柔軟に動いてくれるので、握り心地は非常に柔らかい。

 刃の部分には、張り付き防止加工が施されています。
 専門外なのでどんな名前なのか分かりませんが、ブレード部分にサンドブラスト加工のような細かい加工が施されています。
 これで食材の張り付き防止効果が期待できるのでしょう。

 そして、何といっても一番のオサレポイントである、グリップ部分のパラコード。
 巻き方さえ覚えて置けば、自分のお気に入りのパラコードに変更できそう。
 それ以外にも、濡れた状態で使用する時にプラスチックや木製のグリップと比べて、かなり滑りにくい事でしょう。
 表面が平面的でないから水滴が滴る事もないし、交互に編み込まれたパラコードで十分な滑り止めの効果を得られるはず。
 本体がステンレス鋼であるから、パラコードが乾くまでにブレードが錆びてしまう、という事も無いでしょう。

付属品

 ファイアスターターの未使用品とセットだったので、価格的に新品が無料で手に入った事と同じです。
 これは普通に嬉しい。

 早速、スターターの着火テストをこちらでも行います。
 使用するのは、ナイフの背中部分。

 ナイフの背でファイアスターターを擦った後は、その部分にマグネシウム痕だったりの汚れが付きます。
 ストライカーに比べて火花を出しやすいし、配布本体が大きい分削る作業もやりやすいけれど、汚れが気になるようなら、あまりしない方が良い。

ワークマン/フルタングナイフとの比較

 これまで調理に使用していたワークマンのフルタングナイフと比較してみます。

 サイズ感は似たような感じに。
 どちらもケースの素材自体は牛革ですけれど、見た目の満足度はやはりベルモントの方が高い。
 ナイフ本体のみの重量は、ベルモントが90g、ワークマンが175.3g。
 シース装着時だと、ベルモントが144g、ワークマンが180g。
 ちなみに、ベルモントのファイアスターター込みの重さは208g。

 ベルト用のループも、縦幅自体は変わらないものの、ベルモントの方が開き具合は大きい。
 これはそのまま、ベルトを通した時の前後左右への自由度に直結します。
 ただ、ワークマンのシースであれば、ループの位置的にナイフをちょっとだけ高い位置に保持できるので、チェアに座った時やしゃがんだ時など、シースが他の物と干渉するような時の使い勝手は良さそう。
 ベルモントのシースは、チェアやハンガーラックに吊るす時や、立ったまま調理する時などに取り回しが良さそうです。

 刃の形状を並べるとこんな感じに。
 刃の厚みは3mmとワークマンのナイフと同じですが、ベルモントの方がより鋭利となっています。
 先端がより尖っているので、肉の皮を剝がす時や魚の背骨を外す時なと、細かい調理の際に役立ちそう。

使用用途

 せっかくのフルタングナイフですけれど、個人的には調理専用ナイフにしようと思っています。
 理由としては、バトニング用と調理用ナイフは分けたいと考えていて、バトニング用ナイフであればワークマンのナイフで十分だし、なんならジャパニーズナタハチェットも持っている。
 先端が細く鋭利なので、バトニング中に欠けてしまうのも少し怖い、というところもあります。
 それに、ファイアスターターもセットで持ち運べて、ガスバーナーへの着火もベルモントのナイフのみで完結するので、調理専用とするのが都合が良いという思惑もあります。

 とりあえず1本、キャンプに持って行くならこのナイフ、という感じでしょうか。
近々デイキャンプにでも出かけて、新調した焚き火ギアと合わせて、使用感を確かめてみたいと思います。

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↓ 今回比較したワークマンのナイフの記事。

 ↓ 新調した焚き火ギアの記事。

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