2024年6月上旬の暑い日に、山奥にある聖ヶ丘ふるさとの森へデイキャンプに行ってきました。
キャンプ場紹介
福島県白河市の、白河中央スマートインターチェンジを降りて約25分。
森の奥に進んでいくと、左手側に管理棟が見えてきます。
注意点として、管理棟から約3km程の道路が、自動車同士のすれ違いの難しい細い山道となっています。
途中に退避スペースがあるので、そこで先の様子を伺いながらゆっくり進むか、比較的横幅のある場所で対抗車両とすれ違えるように気を付けながら進みましょう。
一応、道中に登山道入り口、聖ヶ岩ふるさとの森以外に道の先には羽鳥湖があるのですが、キャンプ場のチェックイン・アウトの前後の時間くらいしか頻繁に車両の往来は無さそうで、少し時間をズラして訪れれば、対向車と出会わずに通過する事ができそうです。
管理棟の駐車場付近には、升滝への道があります。
せっかくなので足場を降りて、滝見物へ。
手前側の岩場を伝っていけばもっと近付けそうですが、滑って転ぶと打撲や切り傷ができそうなので止めておきます。
管理棟で受付の際に、地図と、許可証兼領収書が貰えます。
今回はテントサイトを、タープとテントでの利用となります。
タープ、テントは1張ごとに600円。
入場料は白河市民が220円、市民以外が440円となります。
なので、今回の利用料は1,420円となりました。
メインエリア近くにある東屋。
水道と竃のある一般的な構造です。
灰や炭などは持ち帰りと清掃がなされています。
トイレの外観はこんな感じに。
男女ともに、表の扉は無し。
清掃はきちんと行き届いていますが、水道が不調なのか、小便器の水が流れませんでした。
サイトの脇には、隈戸川が流れています。
川幅があって、サイトとの高低差があまりないので、波音が結構響きます。
人によっては、夜は眠れない可能性がある、かも知れません。
川沿いサイトとの距離感はこのくらい。
台風などで激しく増水した場合、低い位置のサイトは水浸しになってしまうかも知れません。
設営
とりあえず、この日は人が少なかったので空いている場所を適当に選びました。
30分くらいかけて、今日のデイキャンプセットを広げます。
テントを立て、タープを連結し、チェアやコットなどを組み立てて、最後に焚き火台を用意しました。
今回は新しく仕入れたパンダVCを設営しています。
タープと合わせて、白色のコットン多めの生地ですが、収納サイズはTC素材のパンダテントと変わりません。
この日に使用したギア類はこんな感じに。
パンダテントの組み立ては初めてなので、ちょっと張りが足りない。
ゴミ袋用のコンビニ袋は、焚き火ギアを入れていたバッグの中に隠しておきます。
とても苦しそうなトンガリハットくん。
抜けてしまわないか不安になるけれど、ロープで固定してあるし多分大丈夫でしょう。
パンダVCの天辺には、タープ接続補助用のループが付いていますが、あくまでタープをテントに乗せる位置決めに使う物なので、強風が吹いた時に掛かる圧力には耐えられなさそうです。
なので、こうしてアプションアイテムのトンガリハットでタープとテントを連結させます。
使用しているカナビラは登山用の物で、タープとロープを簡単に結ぶ用途でも使用しています。
ただ、トンガリハットの向きを逆に設定してしまったので、テントとタープの間に大きな空間が開いてしまいました。
次回からは、尻尾の方をロープに繋ぎましょう。
焚き火
焚き火を見ながら、缶コーラを。
日差しが強く、風は弱いものの、コットンタープの日影とタープと地面の隙間から時々吹き込んでくる風のお陰で、気温程の熱さは感じませんでした。
焚き火ギアは、ベルンのトレッキングパッドに乗せておきます。
折り畳んだ時にスリムにし、尚且つ強度を持たせる為の溝が火吹き棒を置く時の転がり防止に役立ちます。
組み立ても簡単で、何より軽い。
少ししたら、お昼にセブンイレブンの冷やし中華を。
今回は気温が高いので、スキレットやクッカーは使わずに済ませます。
外で食べる時くらいしか炭酸飲料は飲まないので、途中のコンビニで飲み切れるだけの量を買ってきておきます。
この日はマグカップも持って来ていないので、東屋から冷水を持ってくる事もできませんでした。
コットン100%のムササビウイングなので、ある程度タープの高さを保って、焚き火の炎をコントロールしていれば、火の粉で穴が空く事はあんまりありません。
逆に朝方なんかは、露で濡れたコットン生地を乾かす為に多少火力強めで焚き火する事も。
一通り薪を燃やし終えたら、コット、タープ、チェア、テント、焚き火台の順番で撤収。
帰りは受付に寄る必要が無く、そのまま直帰できます。
忘れ物がないように、ちゃんと確認してから帰りましょう。
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