上海光華牌のオイルランタンを塗り直し

ギアレビュー

 友人から古いオイルランタンを譲ってもらったので、自分で使用する為に簡単な清掃と塗り直しをしました。

 貰った状態がこちら。
 特に炎の熱が当たるグローブの上部分やインナーチムニー、トップリングが付いている蓋部分の塗装の色が変わっていたりヒビ割れしていたりします。
 塗装剥がれは他の部分にも細かく起こっていて、グローブを上下させる操作を行うだけでポロポロ剥がれてしまいます。

 まずは、グローブを外してキッチンペーパーとウェットティッシュで軽く拭き取ります。
 幸い、酷い汚れではなかったので、ひとまずこれで充分でしょう。

 続けて、ランタンの芯を交換します。
 一応、この状態でも点灯しますが、気分として。

 オイルの染み込んでいない真っ新な物に交換。

 塗料はホームセンターで適当に選んだあかさび色の水性塗料。
 ちゃんと塗り直すなら脱脂したり剥がれかけた塗装を剝がしたりして、きちんと表面を処理してから行うらしいですけれど、面倒なのでこのまま筆塗りします。

 水性塗料を2度3度と塗り続けると、上蓋のヒビ割れが目立たなくなりました。
 このまま3時間程度、水性塗料を乾燥させておきます。

 無事に乾燥したら、オイルタンクに白色灯油を入れて芯に染み込ませ、点灯。
 普段使う百均のキャンドルよりも明るく、灯油特有の油の匂いが漂います。

 とりあえず、室内で十数分点灯させて、芯の長さの様子を見ます。
 芯調整レバーを使って、黒色の煤が出ない位置を探ります。

 少しの間点灯させただけでも、グローブに煤がはっきりと確認できます。
 白色灯油は安いけれど、着火温度が低くて、煤が出るし匂いも強い。
 パラフィンオイルは、着火温度が高くて安全で、煤はかなり少ないし虫除け効果のあるオイルもあるけれど、その代わりコストが掛かる。

 手持ちの白色灯油が無くなったら、比較的価格低めのパラフィンオイルを購入しようと思います。

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