ブログタイトルに「軽い気持ちでキャンプしよう」とか書いてありますけど、私は最初のキャンプは本当に軽い気持ちでキャンプに行ってました。
アニメ版ゆるキャン△の1話を見て、色々と道具を揃えて初めてキャンプしたのが2018年の3月末。
その時の写真がいくつか残っていたのでそれを交えながらその時の様子を思い出して、「こんな装備でもキャンプできるよ」っていう感じの記事になります。
テント、テーブル、チェア
当時、初めてキャンプしたのは前回の記事と同じく「夏井川渓谷キャンプ場」。
写真のデータによると、ちょうどアニメ版ゆるキャン△の一期が終わって、4月の頭辺りでした。
使用していたテントはキャプテンスタッグの「リベロ・ツーリングテント」。
アマゾンで8,000円程度の安価なテントです。
重さ3kgで、値段相応の性能と重さ、パッキングのダブルウォールテントです。
グランドシートは100均のブルーシートですね。
そして、張り網がないので強風でテントが変形します。
どのくらい変形するかというと、ジュラルミンポールが折れると確信するくらい変形します。
斜め60度? プッチンプリンを皿の上で揺らしたみたいな動きをしました。
そんな強風が吹く中でテント泊は危険なのですが、後に購入したモンベルのクロノスドームやタープはなんやかんや耐えていたので、やっぱり張り網の有る無しは大きい。
逆に言えば、そんな強風に吹かれてもポールが壊れなかったこのテントは、耐久力は結構あるのかもしれない。
風を避ける為に、ツバキの生垣の脇へ移動。
ペグは5本がソリッドステークの30、それ以外は純正のペグでした。
そして、ハンマーはホームセンターのゴムハンマー。
地面が程々に柔らかいお陰で打ち込めましたが、これは小石や砂利交じりの場所だったら、場合によっては芝生サイトであってもペグダウンに苦労していた事でしょう。
テーブルは鹿番長のアレと、家にあった折り畳みできるローテーブルみたいな机。
コップはダイナックスのマグカップで、これはなかなか使い勝手が良かった。
これらキャンプギア1式を運ぶのに、ミズノの60リットルくらいのボストンバッグを使用しました。
思い返すとボストンバッグ、結構オートキャンプでの使い勝手が良かったと思います。
家から車へキャンプギアを移動させる時に一式まとめて持っていけるし、後部座席に放り込めば車内で散らばる事もないですし。
チェアは写真を撮っていないのですが、フィールドアのポータプルコンパクト・アウトドアチェア。
要はパチノックスです。
ロッキングチェア付きの物にしてました。
テーブルに対して高さがありすぎるので、今はデイキャンプくらいにしか使用していません。
調理器具
調理器具はSOTOのウインドマスター、コールマンのパッカウェイソロクッカーセット。
クッカーセットは今でも、たまに持ち出して使用しています。
使用頻度が年に20回程度、5年近くで計100回くらいの使用ですけれど、目立った凹みも歪みもないです。
バーベキューグリルは笑sのB6君で、炭はエコエコロゴス。
見る人が見れば、これだけでゆるキャン△ミーハーだと分かるギアです。
そんなクッカーで炊飯すれば、当然のように失敗します。
これが初めての野外炊飯で、この後数回やってみましたけれど、結局パックご飯を湯煎するのが一番楽な方法だと落ち着きました。
しかたがないので肉を焼く。
エコエコロゴスはとても扱いやすい成形炭です。
今は焚き火やガスバーナーを使用して、スキレットや鉄板を使っています。
理由は、グリルの隙間から肉の油が垂れて、掃除が大変になったからですね。
実際、豚肉の油はB6君の中、そして外に垂れてしまいました。
中はともかく、外側に油が垂れるのはあんまり宜しくない。
焚き火?
ホームセンターで買った薪の束と、手斧。
この薪で焚き火したのか定かではないけれど、B6君は燃えたのだろうか。
シュラフ、マット、ランタン
手振れしている写真の照明はジェントスのSOL-036C。
単3電池6本で稼働するのですが、充電池を使用していました。
ただ、収納スペースや充電の手間がかかり、ヘッドライトに乗り換えました。
マットは銀マット1枚。
シュラフはキャプテンスタッグの夏用シュラフを2枚重ねて使用しました。
これで寝るには不便はしませんでしたが、4月とは言えまだまだ地面は冷え込みますし、風も強い日でしたからやはり底冷えはします。
その後
次の日の朝、いそいそ撤収して、福島県いわき市の天然温泉に行きました。
さらにその足で、いわき市内のスポーツ店内のアウトドアコーナーやリサイクルショップを巡り、欲しい物を物色しました。
この時の私の知識は、ゆるキャン△と、先人達の知識の内のほんの僅かなもので、アウトドア雑誌も読んでいないしキャンプギア専門店にも行った事がない、非常に乏しいものでした。
お陰で、次のキャンプからはテントを変えたり、細かい道具を変更したりしました。
どんな装備でもこれからの季節、外で1泊キャンプするのは良い体験になるし、デイキャンプでもギアの扱い方を理解する事には不足はありません。
いくらブログを読んだりYouTubeのキャンプ動画を見たりしても、実際にキャンプしてみない事にはわからない事もありますし、デイキャンプでテントやタープの張り方、バーナーの使い方、火起こしの練習をして、半日楽しく過ごせれば立派なキャンパーでしょう。
キャンプギアを揃えたり、凍死や事故死しない為に十分に下調べする事も大事ですが、やはり実践は大事だという事に加えて。
何よりも、楽しく思えれば自分に合った良い趣味になりますよ!
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