3月序旬の夏井川渓谷キャンプ場(後編)

キャンプ

 行動日記として書き記しておきます。
「大体いつもこんな感じでキャンプしてますよ」という感じの記事です。
 前編はこのページの最下部か、サイドメニューのカテゴリから。

丑三つ時に目が覚める

 深夜2時に目が覚めました。
 スマホを確認して2時6分の表示を見れば、他にもキャンパーがいて、しかも民家が近くにあるとはいえ心胆寒からしめる。

 マットの下から冷気を感じながら再度寝入って、次に起きたのは午前4時。
 そこからシュラフの中で寝返りを打ちながら、起きて焚き火しようか、このまま3度寝しようか悩む。

 ふと、テントのシートを見れば、ランタンの明かりにキラキラ反射する氷の結晶を発見しました。
 どうやら夜明け前の最も冷え込む時間帯に、氷点下まで外気温が下がったようです。
 それでも、ヘリノックスのコットとモザンピークのアルミマット、ナンガのオーロラ750STDであれば、底冷えは感じるものの眠れない状況にはなりませんでした。

 起きて、テントの周りを確認すると、やっぱり水滴が凍り付いていました。
 東屋に近い場所で建物の影なので、日の出の後もしばらくは日光が当たらず、なかなかテントが暖まりません。

 TC生地の上に細かい氷の粒を発見して手で触れば、トゲトゲした冷たい感触がします。

朝食と朝焚き火

 とりあえず昨日の残りの簡単ポトフと、伊藤園のスティックミルクティーで朝ご飯。
 スティックタイプの飲料は、450mlのマグカップだと3本使って濃い目にしています。

 朝日に照らされてキラキラ光るワンポールテントのトンガリ。
 内部結露も凍っているので、外や中からバンバン叩くと水滴が降ってきます。

 個人的に背の高いワンポールテントでこのアングルから見ると、モンスターハンターP2Gのオープニングを思い出します。
 朝焚き火は、冷たくなった手足を暖める火のありがたみ、静かな空気の中で薪の燃える音が何とも言えない空気を醸し出します。
 まあ、民家の近い人口キャンプ場なのですが、それでも日常生活とは異なる時間の流れを感じる事ができます。
 

撤収作業

 焚き火台から火消し壺へ、灰と燃え残った消し炭を入れて窒息消化。
 火消し壺はスクリュータイプの蓋よりも、ただ単に乗せるだけだったり簡単ロック式だったりの方が開閉しやすいですね。
 構造が単純だと同じ大きさでも内容量が増えるし、中身が冷えて空気が冷却圧縮されて蓋が開かないという事が発生しません。

 コンテナトートにガスバーナーやカトラリーケース、ティッシュなどを収納。
 全部四角いケースで揃えておくとパッキングもしやすい。

 前後のシートを完全開放して風通しを良くさせ、内部も乾燥させる。
 ダルトンのレジャーシートも裏返して、両面乾燥させておきます。

 テントの中身を全て片付けした後は、テント本体も撤収。
 フィールドラックの上に軽く水洗いしたペグたちを乗せれば、ものの数分で乾燥します。

 東屋のカマドに放置されていたバーベキュー用の焼き網を片手で掴める分だけ回収、持ち帰って燃えないゴミに出します。
 少しづつでもスッキリさせたい自己満足。
 次に来た時は、放置されたギアを回収する為のゴミ袋かビニール袋を持って来ようと思う。

 自家用車のスズキアルトくんの荷台に回収した焼き網を乗せて、福島県いわき市は四ツ倉にある蟹洗温泉(https://kaniarai.net/)へ向かいます。
 夏井川渓谷キャンプ場から東へ30分程度、車を走らせれば海沿いに見えてきます。
 近くに道の駅もあり、蟹洗温泉から南へ行けば水族館のアクアマリン福島がありますから、帰りに覗いて帰りました。

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