せっかくアルミ製ダッチオーブンを買ったので、数日炊飯の練習を行って火加減や加熱時間を大雑把に把握しました。
今回はそれらを参考にして、なるべく用意する材料や手間を少なくして炊き込みご飯を作ろうと考えました。
材料などの準備
道具はテンマクデザインのアルミダッチオーブン。
ガスバーナーはSOTOのフュージョン。
それから写っていませんが、バーナー用のクッカースタンドも用意してあります。
使用する材料は、適当なキノコを好きなだけ。
今回はエリンギを約1本分。
それから、白米を0.7合程度。
1食分を炊き込みご飯で賄うつもりなので、一般的な一人前である0.5合よりも少し多めにしてあります。
味付け兼具材として、焼き鳥缶を1つ。
これだけの材料であれば、ダッチオーブンの中に全て収納してキャンプサイトまで持って行く事ができます。
また、他に入れたい材料があれば、ダッチオーブンの中にはまだスペースがありますので、追加で持参可能です。
調理
2,3度白米を研ぎ、数回濯いだ後で、具材を全部入れます。
水の分量は0.5合に付き110ml。
今回は約0.7合なので、大体160ml程度水を入れます。
軽量は目盛り付のシェラカップを使用して、大雑把に軽量。
多少水の量が前後しても、お焦げの量が変化するくらいだと思うのであんまり気にしません。
材料と水を入れたら、軽く一混ぜした後でガスバーナーの火を点火。
沸騰するまで、強火で加熱します。
沸騰したら、火加減を概ね半分まで落とし、蓋をします。
音で判別する自信があれば、最初から蓋をしても良いです。
私は沸騰するタイミングを目視で確認しないと上手くできないので、最初は蓋を開けたまま加熱しています。
炊飯の説明をしているサイトでは弱火やトロ火で加熱し、軽く焦げる香ばしい匂いや小さくチリチリ音がなってから火を止める、と書かれています。
が、正直屋外で炊飯している時には風や他のサイトからの物音などで匂いや音が良く分からないと思います。
なので、沸騰した後に火加減を半分まで落とし、今回は炊き込みご飯でありお焦げを作りたいので、15分程度放置してみます。
普通の白米ご飯であれば、火加減を調整した後、12分前後の放置となります。
その間に過剰に焦げついていないか、様子を見る為に数回蓋を開けても大丈夫です。
何しろ、屋外では火加減は結構変化するものですし、経験の不足している間は上手くできているか結構不安なものです。
多少味は落ちるかも知れませんが、失敗するよりは時々蓋を開けて確認して、お米の硬さを味見、ちょうど良い炊き具合になっているか確かめる方が良いと思います。
そうして、炊き上がった炊き込みご飯がこちらになります。
お焦げは底の方に少しばかりできていました。
もしかしたら、もう少し加熱し続けても良かったかも知れません。
まとめると、
1.お米を研いで、材料とまとめてアルミダッチオーブンへ投入
できれば、最低20分は浸水時間を取る
2.水を0.5合につき110ml程度入れる
3.沸騰するまで強火で加熱
4.沸騰したら蓋をして、火の勢いを半分にし、お米の量や炊き上げる物の種類により12~20分程度炊飯する
5.時間が来たら火を止めて、5分程度蒸らす
となります。
仕上がり
シェラカップによそってみると、こんな感じに。
見た目は良く美味しそうですが、ちょっと味が薄い。
さすがに焼き鳥缶だけでは味付けが薄かったようです。
次回からは、麺ツユや醤油など、キャンプに持って行ける調味料で調整すると良いでしょう。
それか、キノコなどの具材は家でカットして、その上でそれらに味付けをしておくという方法もあります。
今回使用したギアたちはこちら。
テンマクのダッチオーブンは、少し小振りながら軽くて扱いやすい。
食事した後は、洗い桶代わりに洗剤と食器類を入れて置いて汚れを浮かせ、食器を洗う時に多少楽をする事ができます。
これは鉄製のダッチオーブンにはできない利点だと思います。
バーナーはSOTOのSOD-331。
本来はOD缶専用のバーナーですが、アダプターを間に挟んでCB缶を使用できるようにしてあります。
ただし、このOD⇒CB缶アダプタには個体差があるらしく、正しく取り付けてもツマミが真横を向かず、斜め下や上などを向いてしまい、操作不良となって使用に支障が出たり、最悪使用不可な状態となったりする事があるようです。
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