3月序旬の夏井川渓谷キャンプ場(前編)

キャンプ

 行動日記として書き記しておきます。
「大体いつもこんな感じでキャンプしてますよ」という感じの記事です。

設営終了後、焚き火開始

 軽自動車のアルトくんでキャンプ場の駐車場に駐車。
 出発時には小雨が降っていたけれど、現地ではそれなりに青空の見える好天候。
 風も緩やか、サーカスTCの設営は苦労なく完了して、キャンプギアの運び込みもテーブル、料理器具や調味料、食料類、焚き火アイテム、薪の順番で行う。
 ただ、何往復もして収納バッグの取っ手を持って運ぶから手首と足に負担がかかります。
 アウトドア用のキャリーカーゴは、軽自動車の積載的に軽容量の物になるけれど用意しておいた方が良いですね。

 今日は少し離れたところに、同じくテンマクデザインのサーカスTCを立てて過ごすカップルが1組。
 それから、河原の傍にも少人数のグループキャンパーがいます。
 程よい距離感に安堵しながらテントを立てて、自分の選んだキャンプギアの並ぶサイトを眺めてニヤニヤする。

 一通り設営が終わったので、早速焚き火を起こしていきます。

 板状の着火剤にファイアスチールを押し付けて、スチールのスターターで本体をゆっくり擦り付けます。
 こうする事で火花で着火剤に火が移り、ライターを使わずに着火剤に点火できます。
 その代わり、ファイアスチールに煤汚れが結構付着します。

 そのまま焚き火台に移して、薪を乗せて着火。
 火吹き棒で風を送りながら、炎を育てていきます。
 不完全燃焼すると白い煙が上がって、むせる。

まずは肉を焼く

 道中の小野町にあるヨークベニマルで購入したひとくちステーキ。
 味が付いているから、このまま焼いても大丈夫。
 お好みで塩コショウを振ったり、粗挽きガーリックをかけても美味しく頂けるでしょう。

 焼き上がり。
 男前グリルプレートに焦げ付きが発生したけれど、数年使ってシーズニングもしっかりしているのでステンレスたわしで擦れば、この程度の焦げ付きは簡単に落ちます。
 もちろん、この後グリルプレートは冷まして、再びオリーブオイルでシーズニング。
 綺麗な黒光を取り戻します。

簡単ポトフ

 夕食と明日の朝ご飯として、冷凍のミックスベジタブルとソーセージを使った簡単ポトフ。
 コッヘルにミックスベジタブルとソーセージを入れて火にかけて、塩コショウ、バジル、粗挽きガーリック、コンソメ粉末をそれぞれ適量加えて、煮込みます。

 人参に火が通れば完成。
 冷めたら温めるを繰り返して、野菜に味を染み込ませる。
 ソーセージはチーズ入りの物にしたので、これ単体でも食べ応えがあって体が温まります。

食後の焚き火と焼き芋

 焚き火台の下に薪を入れて、次に燃やす薪を乾燥させています。
 薪ラックがあれば、焚き火台の隣において熱乾燥させても良い。

 焚き火を眺めながら、ほよろいのグレープともも。
 私はアルコールに弱いので、このくらいの度数でも十分酔いが回ります。
 簡単ポトフの他に、甘い物が欲しくなったので焼き芋を作ります。

 市販のサツマイモをキッチンペーパーで包み、アルミホイルの上へ。
 水をキッチンペーパーに多めに染み込ませて、アルミホイルを5重か6重に巻き付け、40~50分ほど火炙りにします。
 こうすれば炭火じゃなくてガンガン燃えている薪の中に放り込んでも焦げ付かず、途中アルミホイルが溶けてしまいますが、芯までほっこりとした焼き芋にする事ができます。

 できあがりが、こちら。
 シャクシャクした繊維の感触と、熱で濃くなった甘味が優しい。
 しっとり焼き芋も好きだけど、スナック感覚も含んだこのくらいの硬さも丁度良い。

就寝

 焚き火も落ち着き、寒さが足元に這い寄ってきました。
 風は無いけれど、地面から寒さが伝わってきます。
 焚き火の向こう側にリフレクターを移動してペグで支え、テントの中に明かりと熱を入れてみる試み。

 写真だと分からないけれど、外は東屋の街灯と月明りで結構明るかったです。
 そのお陰でヘッドライトと焚き火の明かりだけでも過ごせました。
 夏井川渓谷キャンプ場は上段の砂地は明かりは十分ですが、下段の河原沿いはかなり暗いでしょう。

 焚き火を眺めていると、軽トラと乗用車にのって中年男性2人組のキャンパーがやってきました。
 時刻は20時少し前。
 この時間帯から設営を始めるとなると、手元が見え難くて大変そうです。

 こうして今日は、21時少し前にシュラフに入り就寝しました。
 ポールに吊るしたキャンドルランタンの模様が天井部分に浮かぶ。

 先ほどやって来た2人組のグループのテント設営の音を聞きながら、明日どうしようか考えつつダウンシュラフに体を沈めるのだった……。

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