キャンプ中にサイトを照らすランタン
普通のLEDランタンを使った場合
通常思い浮かべるランタンと言えば、乾電池式や充電式で、ガス缶よりもちょっと大きめのLEDランタンだと思います。
他にはガスやガソリンを使用するランタンもありますが、大多数の人が使っているのは、安全性や利便性を考慮してLEDランタンだと思います。
私も、キャンプを始めた頃はゆるキャン△の影響で、ジェントスのLEDランタンを使用していました。
ジェントスのLEDランタンをカメラスタンドに吊るした形式。
他には、トライポッドなどにも吊るしました。
高さのあるランタンスタンドがないと、灯りの高さの確保に苦労します。
Amazonで探すと便利な物で、ランタンスタンド付きの折り畳みテーブルも売っています。
ただ、やはりランタンとの距離が近いので、手元の影が濃く、大きくなる欠点もあります。
この場合も、後述するヘッドライトとケースの組み合わせを試してみれば、もっとマシになったのかな、とも思います。
まだランタンフックを持っていなかったので、タープポールにロープを使って強引にランタンを吊るしてあります。
この状態だと問題ないように見えますが、ポールの傾きとランタンの重さでライトがポールの外側に行ってしまうので、タープの内側に大きな影ができてしまいました。
上のテーブルの画像でもジェントスのランタンのカバーを外した状態で使用していました。
ランタンシェード付きヘッドライトの場合
その後で使い始めたのが、ペツルのアクティックコアと、ヘッドライトケースのノクティライトの組み合わせです。
もちろん、通常通り頭に付けての使用もしていましたが、ランタンの代わりにテントやポールに吊るす使用法、もしくは手に持って辺りを照らす使い方の方が使用時間としてはかなり長くなりました。
※2024/5/16追記 ノクティライトの記事の作成しました。
焚き火の上で何度も使ったので、ケースの白色の部分が黄色く変色しています。
それでも、ライトを点灯させれば十分明るい。
本体にゴムが付いているので、ランタンハンガーなどが無くでも、ポールのストッパーボタンに巻き付けて、多少強引に設置もできます。
ポールハンガーを使えば、ポールからヘッドライトを離しておけるので影が少なくなります。
日が暮れてからランタンとして点灯すると、こんな感じに。
ヘッドライトの電池容量は乾電池や充電式ランタンに比べて少ないものの、LEDである事とライト自体が小さい事で、十分充電しておけば、最小光量で1晩中点灯させておけます。
春先から秋口であれば、日暮れから就寝まで6時間程度だと思いますし、他の光源として焚き火もあるので、ソロキャンプで落ち着いた雰囲気を楽しみたいという方なら、一考の余地ありだと思います。
特に背景が暗闇だと、タープの色が映える。
最大光量でも最小光量でも、光源の大きさ自体が小さいので、他のギアの邪魔になりにくい感じがします。
特にこういったタープ泊だと、光を遮る物が少ないので1つのランタンで灯りを確保できるし、光源の数が少ないとサイトがスッキリして見えるような気がします。
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普段使いしているヘッドライトのアクティックコアと、ヘッドライト用のランタンにもなる半透明のケースのノクティライト。
ただし、私の使っているヘッドライトのペツル・アクティックコアは廃盤となっているようで、現在Amazonでの取り扱いは無いです。
2022年から発売されている新しいタイプとも、ノクティライトは組み合わせられると思います。
ペツルのヘッドライトの中で比較的安価な物はこちら。
ヘッドライトケース自体は、ペツルの他シリーズのヘッドライト、『ティナ』や『タクティカ』などにも使えます。
ペツルのヘッドライトは、名前が綺麗なのが一番のおススメポイント。
手が出やすくて、ある程度有名なメーカーだと、モンベルのヘッドライトとクラッシャブルランタンシェードの組み合わせも良さげです。
特にランタンシェードの方は、他のメーカーのヘッドライトや小型のハンドライトと組み合わせても使えるし、収納の面でも硬質素材のケースに比べて融通が効きます。
それに、ヘッドライトのバンド自体でポールハンガーやテント内のフックに吊り下げできるので、使い勝手も良いでしょう。
充電方法もUSBケーブルでモバイルバッテリーからできますし、タイプCケーブルで充電できる物を選べば、スマートフォン用の充電ケーブルと兼用できて、キャンプ中にうっかりケーブルを紛失してしまうという事態を予防できるかと思います。
残念ながら、ペツルの充電池はmicroBタイプのケーブルが必要となります。
何よりも、メーカーにも因りますが、450mlマグカップの中に収納できるので荷物の少量化に貢献できます。
ソロキャンプだったり、ミニマムスタイルのキャンプだったり、予備のライトとしてバッグに忍ばせたりする時に役立つと思います。
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