【レビュー的な】テンマクデザイン/きこり亭の外ごはんバック&ギアバック、フラットスペース

ギアレビュー

 近場のワイルドワンに立ち寄った時に気になったので、衝動買い。

きこり亭の外ごはん&ギアバック

 スノーピークのチタントレック1400と比べるとこんな感じ。
 箱型で、ベルトを伸ばすとかなりの高さを確保できるので、縦長のポスターやパソコン、A4サイズの書類や本を入れたり、エコバックとして普段使いもできそう。
 そういった使い方をする場合、ベルトが閉められないのが欠点です。

 とりあえず、収納してみるテスト。

 ひとまず、クッカーやバーナー、ウォーターキャリーに食器類などを入れてみましたが、ベルトの長さを調節する事でまだまだ余裕のある収納ができます。
 ベルンのトレッキングパッドなら入りそうですが、ユニフレームのカッティングボードは厳しそう。

 欠点としては、白色だから汚れが目立ちやすい事と生地の厚みは普通のコットンバックと変わらないので耐久性は並みだろうという事。
 それから、開封時点ではコットンの匂いがキツイので、何度か陰干しして匂いを取らないと人によっては普段使いしずらいかと思います。

フラットスペース

 続いて、フラットスペース。
 単なるアルミの板ではありますが、加工のできない人間には既製品はありがたい。

 開封して化粧箱から出すと、ぷちぷちくんに包まれた1枚板が2枚。
 それに挟まれて、黒色の収納ケースが現れます。

 収納ケースの中には、ガイドレールが2本入っています。

 これまでは、メッシュテーブルの上にバーナーや小物を置く時にはバーナーシートを乗せてメッシュの隙間を埋めていましたが、これだと折り目で波打って安定性が弱かったり風で煽られて捲れたり、といった事がありました。

 鉄板のフラットな面なので、ハーフメッシュテーブルのように使えます。
 大体のハーフメッシュテーブルは、軽量化の為に平面部は合成樹脂などの熱に弱い素材で作られていますが、こちらはアルミなので熱変形や溶けてしまう心配はありません。

 バーナーシートであるとバーナーや焚き火から下ろしたばかりのクッカー類を置くと表面が解けてしまいますが、こちらは金属の1枚板を組み合わせた構造の為、耐熱性は十分にあります。
 重量的にはバーナーシートよりも重くなりますが、これは大きな利点です。

 他にも幅の狭いテープルと組み合わせる事で、天板の面積を拡張できます。
 重量の掛け方を考える必要はありますが、地味にありがたい。



 欠点としては、板に個体差があり、左右のガイドレールに嵌めた状態で歪みが発生する事も。
 また、お盆として使えない事もないけれど、スキレットなど重い物を乗せて運ぶと歪みが悪化する可能性があります。
 あくまでも、平らな場所を確保するテーブルや、天板代わりとして使用しましょう。

重量表示の誤差について


 それから、テンマクデザインさまのフラットスペースのページを見てみると、こんな記述が。

 手元の開封済みのフラットスペースの重量を計測してみました。
 使用したのは、キャンドゥのデジタルキッチンスケールです。

 はい、見事に重量の重い個体を引いていたようです。
 ちなみに2つ折りにしてゴミ箱に放り込んだ化粧箱とぷちぷちくんを引っ張り出して合わせると、466gとなりました。
 原因としては、単純に1枚板やガイドレールの生成確度が甘くて厚みが増してしまったのか、材料の割合の異なる工場で生産したのか。
 開封済みではありますが、返品や交換の対応をしてもらえるか、近々購入したワイルドワンの店舗に聞いてみようと思います。

2023/07/06 追記
 本日、ワイルドワンの店舗に行った時にもう1台買ってみました。
 新たらしく購入した方が適正通りの重さなら持ち出し用として使って、重い方は家用として使おうかと思ったのですが、まあ……

 はい、今度は重さの上限一杯の商品に当たりました。

 ちなみに、購入したワイルドワンさんの店頭在庫は私が購入した物2点のみであり、どちらの箱にも1度開封されたような跡があり、化粧箱に運搬や品出しの際には付かないであろう歪みがありました。
 なので、恐らくの予想とはなりますが「私が購入する前にも1度購入と返品をされて、店頭在庫には重量オーバーのフラットスペースしかなかった」のではないか、と邪推してみます。
 購入された後に重量オーバーやワイルドワン公式HPの記述に気付かれなければ、そのまま問題なく使用される訳ですから不具合のあった商品をそのまま陳列していても損はありませんし、化粧箱に損傷などがあり再度陳列できない物であれば店舗から返送してしまえば良いはずです。
 下衆の勘繰りではあるでしょうが、この通りであれば返品された商品をそのまま再陳列するのはどうなのか、というような問題になりますが、店舗側が否定すれば確かめようのない問題ではあります。

実店舗での返品対応について

 7月6日その日の内に、ワイルドワン店舗にてフラットスペース2台の返品対応をしていただきました。
 返品に掛かった時間は正味5分ほど。
18:04
 レジに並んで、お会計担当の方にHPの画像と重量測定時の写真を見せて返品対応をお願いしました。
 その後、店内で使用する無線にて「〇〇さん、フラットスペースの不具合で対応お願いします」と担当の方を呼んでいた為、レジ横の空きカウンターで待機。
18:06
 女性の実習生のネームを付けた従業員さんがレジ横に来た為、相手を手の平で示したところ、頷いた為担当者だと思い、上記と同じ画像を見せて対応を依頼。
 従業員さんから「それじゃ、返品対応ですか?」と再確認あり。
「それで商品はどちらにあるんですか?」との事なので「車の中なんで取ってきます」と返答し、店を一旦出て自分の車へ。
 その際、擦れ違いに店長さんが女性の従業員さんの元へ行き事情を聞いていました。
 女性従業員さんからから店長さんへ「返品対応だそうです」との伝言あり。
18:07
 レジが込んでいた為、レジ横のカウンターにて商品を持って待機。
 並んでいた人の対応が終了した後、閉めていたレジの所へ案内されました。
18:10
 レジカウンターにて商品を店舗へ引き渡し。
 店舗の店長さんに対応していただきました。
 会員証と商品のレシートを提示して、返品伝票に住所と氏名を直筆で記入しました。
 その後、電子マネーで決済していた為、店舗から現金にて返金対応いただきました。

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