4月中旬の夏井川渓谷キャンプ場でのデイキャンプ

キャンプ

設営

 4月半ばの晴天の日に、夏井川渓谷キャンプ場でデイキャンプ。
 今回は、新しく購入したロースタイルチェアを試しに使ってみようと思います。

 今回使用するチェアは、バンドッグのロースタイルチェア。
 Amazonで5,000円くらいしますが、座面がコットン素材で作られていて、焚き火の近くでも遠慮なく使う事ができます。
 2つ折りにして収納できますが、ヘリノックスタイプのチェアのようにコンパクトに収納はできません。
 重さも約3kgあり、オートキャンプ以外では使用は難しいでしょう。
 その代わり、肘置きもあり座り心地は悪くないです。

 タープを設営して、下にギアを並べます。
 今回はデイキャンプなので、持ってくるギアは少なめとなっています。

 コンテナトートの中には、調理器具や調味料など。

 オースタイルチェアと、クオルツのメッシュトップテーブルのロースタイルを組み合わせて。
 テーブルの高さは丁度良く、メインテーブルとして活用できそうです。

 今度はHIBARIのフィールドラックと並べてみます。
 若干フィールドラックの高さが低く、調理器具やキッチンペーパーなどを置いておくサイドテーブルとして使うと都合が良さそう。

 せっかくなので、モノラルのワイヤーフレームソリッドとも組み合わせてみます。

 着座姿勢から見ると、このような感じになります。
 脇にはフィールドラックの上にダルトンのログキャリーを乗せて置いてあります。
 ログキャリーの口の高さよりも腕の高さが上なので、薪の継ぎ足しが行いやすそうです。

 今後は、このようなスタイルで焚き火を行おうと思います。
 ただ、春が過ぎて昼間は暖かく、午後から夕方にかけて強風が吹く事が増えてきたので、風向きや気温と相談して焚き火は行います。
 ワイヤーフレームソリッドは、薪を良く燃やしてくれる上に熱が直接投射されるので、この天気で焚き火を行えば汗ばむ程暑くなってしまいます。

スキレットで煮込みハンバーグ

 ぼちぼち遅めの昼食を作り始めます。

 今回使う材料は、ハンバーグのタネ、カットブナシメジ、あえるパスタソースのカルボナーラ。
 調味料はオリーブオイルのみ使用。

 まずは、スキレットでハンバーグの両面をサクッと焼いてしまいます。

 両面に焦げ目が付いたら、カットブナシメジを放り込みます。

 あえるパスタソースと適量の水、追いオリーブオイルを入れたら、蓋を閉めて10~15分程度煮込みます。

 水やオリーブオイルを入れすぎると、噴きこぼれが起きてテーブルが汚れるので都度都度開けて様子を確認しています。

 完成すると、こんな感じに。
 特に刃物や難しい調理をしない簡単調理なので、今後のキャンプで作っていこうと思います。
 パスタソースを変えれば手間をかけず味にバリエーションも出せますし、スキレットに焦げも付かずに手入れも簡単です。

メスティン燻製

 使用するのは、トランギアのラージメスティン。

 中には、エスビットのポケットストーブ、ダイソーの調味料ボトルの中にはスモークチップ。
 他にスモークチップを乗せる為のアルミホイルと、持ち込みの燻製用食材。

 固形燃料は2個残っていたので、せっかくなので全部使います。
 スモークチップはボトル半分ほどをアルミホイルの上に乗せて、メスティン用メッシュトレイを入れます。
 何度かメスティン燻製をしているので、空焚きの熱で本体が歪んでいます。

 カニカマと、途中のスーパーで購入した卵焼きを燻製にしていきます。

 エスピットの固形燃料に着火。
 炎が上がっているか分かりにくいけれど、固形燃料の色が変わっているので燃焼しているかの目安になります。
 これがアルコールストーブの場合、陽の光の下だとちゃんと着火できているかがもっと分かりにくい。

 蓋を僅かに開けて、熱で膨張した空気の逃げ場を作っておきます。

 固形燃料が燃え尽きたら、メスティンをストーブの上から降ろして、焚き火用のグローブをしてから蓋を開けます。
 空焚きしている分、メスティン本体が熱を持っていますし、しっかり掴んでゆっくり開封しないと、本体の歪みが大きくなりますから注意が必要です。

 燻製の仕上がり。
 カニカマは表面の水分が飛んでいて少し硬めに。
 卵焼きは色付きは薄いけれど、香り付けは上手くいきました。
 今回使用したのはサクラチップなのですが、どちらにもほんのり香り付けがされていて、美味しくいただけました。

撤収

 一通りの事が終わったので、まずはタープの下の荷物をまとめて先に車に積んでおきます。
 その後、ポールケースやペグケースなど必要なギアだけをキャンパスシートの上に置いて、タープの撤収作業に移ります。

 まず、ポールとそこに付けられているガイロープはそのままに、タープの左右に付けたロープを外します。
 ロープとタープは引き解けできるもやい結びにしておくか、登山用のカナビラで接続しておくとスムーズに取り外しができます。
 この状態で、タープを宙に浮かせたまま端から折り畳んでいけば、内側に付く砂汚れも少なくなりますし、地面に敷いて半分に折る手間も省く事ができます。
 あまりにも大きいファミリー用タープだと上手くいかない事もあると思いますが、ソロやデュオ用のタープであれば楽に撤収できます。

 タープを片付けたら、次はペグを順繰りに回収していきます。
 先にロープを回収してしまうと、ペグを打った位置が分からなくなって紛失の原因になりますから、ペグ→ロープの順番で回収する事をおススメします。

 最後にガイロープとポールを袋やケースにまとめたら、撤収作業は終了です。
 車の後部座席や、ギアケースの隙間に差し込んで家に帰りましょう。

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