とりあえず、短くはないけれど長くもないキャンプ歴5年(投稿日換算)。
その中で使用してきたテントを、備忘録的に感想を添えて残しておきます。
これからテントを買う方や、2張り目3張り目の購入を考えている方の参考になれば幸いです。
キャプテンスタッグ リベロ・ツーリングテントUV
最初に購入して使用したのは、鹿番長のツーリングテント。
UV加工が施されていて、一般的な2人用テントクラスの広さと使い勝手。
前室は同じ鹿番長のアルミロールテーブルと、靴を並べて置ける程度の広さがあり、テントの使い勝手自体は悪くない。
ただし、強風に対しては個人的には弱いと感じるので、山間や海岸付近などの突風が吹き付ける地域での使用はお勧めできない。
Amazonで8,000円以下で買える点はコスパが良さそうに見えるけれど、ウルフヨック・アウトドア社のテントがコールマンのツーリングドームSTと同じような形状のテントだし、クーポンや割引で値段もあまり変わらない。
リベロツーリングドームは重さ3.1kg、パッキングは40×16×16cm。
室内の広さが210×130cm、天井の最も高い地点で130cm。
ウルフヨック社のツーリングテントは重さが3.5kg、パッキングは40×16×16cm。
室内の広さが210×160cm、天井の最も高い地点で110cm。
ただし、ポールを2本別途用意してフライシートを跳ね上げればタープ代わりにもなる。
「とにかく安くて、品質はそれなりでも良いから使いたい」
という感じの人には、ウルフヨック社のテントを一度見て、どんな物か検討して頂きたい。
私は今買うなら、値段諸々でこっちにすると思う。
モンベル クロノスドーム2
2張り目は、モンベルのクロノスドーム2型。
今でも時々、インナーテントを持ち出して、タープの下でカンガルースタイルで過ごしたり、フライシートだけでシェルターとして使用したり。
グランドシートと合わせれば、手持ちの他のタープや大型テントと合わせて様々な使い方ができる器用な子。
パーティクル・クロス・システムという独特のポールで設営できて、テント上部の空間が広い。
それにポールが1束にまとまっている事も地味に便利なポイント。
2021年にモデルチェンジされて、さらに使い勝手は良くなっているでしょう。
難燃生地で多少火の粉が飛んでも、全焼する事は避ける事ができる。
ただ、穴が開かない訳じゃないので、普通に火の粉で穴が開きます。
私は開けました。
何よりも張り網が付いている、素晴らしい。
手持ちの中では最も使用頻度が高いテントだけど、タープ泊するようになって予備的扱い。
前室はこんな感じ。
必要十分、だと言えるでしょう。
モンベル スカウトテント・スタンダードタイプ
楽天オークションで見かけて、なんだか珍しそうなテントだったから落札。
大きさは同じくモンベルのクロノスドーム4型と同等、グランドシートも4型の物でジャストフィット。
ポールがパーティカル・クロス・システムではなく、普通のジュラルミン製ポール2本。
なので、1人での立ち上げはなかなか苦労しました。
インナーテントはフルメッシュなので、夏に使用するのが良いとは思ったものの、やっぱり広すぎでソロキャンプでは持て余す。
結局、2回くらい設営して、それ以降は倉庫番となっている。
モンベル モーンライト3型(旧型)アイボリー
もったいなくて、実地で使用していません。
試しに組み立ててみましたけれど、中は広くて前後に前室が付いていて、シマ=リンとお揃い。
もう生産中止になっているので、万が一焚き火でフライシートに穴が開いてしまったらかなりショックを受ける事だろう。
とんでもなくブログが受けて、もう1張り同じテントを買えるくらいの副収入がない限り、とてもキャンプでは使えない。
いっその事、TC生地でフライシートを自作する事も考えています。
テンマクデザイン サーカスTC
2023年3月に、トレジャーファクトリーで2万円くらいで買った中古品。
少し汚れが付いていたり、火の粉で空いた穴があるけれど、コットやテーブルが余裕で収まる広さ、1人でも設営できる手軽さ、焚き火をガンガンしてもある程度は安心のTC生地と私のソロキャンプに持って来いの一品。
欠点はパッキングの大きさと、重さ。
収納サイズは67×25×25cmとかなり大きく、徒歩やバイクでのキャンプでは持ち運びは無理でしょう。
重さも約11kgと重量級。
これにテーブルやマット、シュラフも持って行くとなると、完全に自動車キャンプでなければ運用できない。
それから、撤収時に土汚れや芝生が付きやすいから、神経質だったり綺麗好きだったり、そういう人には向かないかも。
ムササビウイングTC、それに連結する為のアダプターも買いました。
ソロキャンプでは贅沢すぎるリビングスペースで、今年の夏は過ごす事でしょう。
実際はサーカスTCとムササビウイングTCを両方持って行くと重すぎるので、ムササビウイングだけになりそう。
テンマクデザイン パンタVC
サーカスTCはソロキャンプの際に十分な広さがあり、それだけでも十分なリビングスペースが作れるのですが、さすがに重いので2024年6月にパンダVCをメルカリで購入。
インナーテント付きで、収納サイズは49cm×25cm×19cm。
重さは約5.3kg。
ただし、重さはペグも含んだ重量となります。
私の場合、インナーテントは蚊帳で代用したり、ペグは別途持ち運んでいるので、スペック表よりは軽くして持ち運ぶ事が可能。
バリューコットンという、コットンとポリエステルの割合が6:4であり、TCよりも火の粉への耐久力が上がっています。
白色なので、ムササビウイングのコットンバージョンとの色合わせも抜群に良い。
真四角の形状なのでペグ打ちする際にも、位置決めにガイドを使用する事もないし、比較的小さめのテントなので立てた状態でのペグの打ち直しもやりやすい。
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