買ってみて微妙だったもの
以前、セラミックのコーヒーフィルターを買ったので、週に3〜4回はドリップしてカフェオレを楽しんでいるのです。
が、その時に使っているお湯を注ぐ道具が、普通の湯沸かしケトルなので、もう少しコーヒードリップに向いた道具を使おうと思って買ったのが、こちらのシリコン製のドリップスキッター。
HIROMARE社さんの製品で、14〜19mmのノズルに差し込む事でドリップケトルにする事ができるという品物。
汎用性も高く、手持ちの他のケトルでも使い回せるだろうと購入してみました。
ブラシとセットで1,000円未満。
ケトルの注ぎ口に差し込んで準備完了。
なのですが、実際に注いでみると、注ぎ口の下部からお湯が漏れてしまいます。
ドリップスキッターとしては、お湯を細く注げるので文句ないのですが、テーブルにポタポタお湯が垂れてしまうのはいただけません。
勢いよくお湯が注がれず、またセラミックフィルターはペーパーフィルターなどと比べてお湯の浸透が遅いので、コーヒーのアクが水面に浮かんでいます。
エグ味や雑味が集まった物と言われていて、できるだけドリッパーからカップへ落とさないようにすると良いと言われているもの、らしいです。
セラミックフィルターだと、フィルター自体の細かな穴でアクをキャッチしてくれて、ペーパーフィルターと比較して味わいがマイルドになります。
とりあえず実際に飲んでみたところ、ドリップスキッターを使用すれば、お湯を注ぎ込む際にアクが撹拌されず、味わいが穏やかになるのは確かです。
お湯垂れさえなければ、このシリコン製のドリップスキッターの使い勝手は十二分に良いと思います。
今回購入したもの
そこで追加で購入したのは、KALUGIIさんのチタン製スキッターとなります。
小さいボール紙製の箱の中には、スキッター本体とアルミのブリキ缶。
他、説明書や公式サイトのQRが印刷された用紙類が入っています。
スキッターはブリキ缶にキッチリ収納できるサイズ。
チタン製だけあって、手に持つとかなり軽い。
本体の寸法として、二股に分かれた先端部分の金具幅が約5mm。
イーグルプロダクツのケトルに装着すると、金具の幅は4mm。
ちょっと広めかもしれません。
公式Youtubeを使用した説明動画では、金具の先端は結構くっ付いているように見えます。
なるべく角度を近づけて撮影してみたけれど、似た様な角度では先端に開きが見える。
金属製品で、細かいアイテムなので、やはり製造時で個体差ができてしまうのでしょう。
実際に注いでみると、こんな感じに。
うまく注げているけれど、ちょっと勢いを付けると水垂れしてしまったり、水量が少ないと金具から外れて垂れてしまったり、注ぎ加減の調整は少し難しいです。
適当に使って必要十分な注ぎ方ができるかというと、何回も練習が必要です。
スキッターはどれだけ手で左右から押しても幅が狭まらないので、注ぎ口部分の上部を左右に広げ、先端幅を2mmまで狭めました。
赤丸で囲んだ部分をゆっくりと左右に広げて、ケトルに装着した時にちょっとでも先端が狭まる様にしてみました。
お湯垂れと注がれる水の太さは改善されましたが、もう少し狭くても良い感じ。
ただし、個人での加工はこの程度が限界で、小物とはいえ2,200円するので無理な加工はなかなか躊躇してしまいます。
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今回購入したものはイーグルプロダクツの専用品ですが、普通のヤカンタイプのケトルを使用しているなら、注ぎ口が左右に分かれているタイプではなく、一本にまとまっているものの方がおススメできます。
KALUGIIさんのような、先端が二股に分かれているものは個体差が発生しやすいですし、購入した後手元で調整する事が難しいです。
チタン製のスキッターだけでも結構な種類があるので、好みのデザインのものを使用すれば良いかと思います。
しかし、イーグルプロダクツのケトルは注ぎ口の深さが狭く、専用のスキッターを用意しなけれな安定してドリップができません。
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