2024年9月上旬の天気の良く風の吹く日に、猪苗代湖畔の秋山浜へデイキャンプに行ってきました。
設営
今回は日帰りなので、道具は最小限に。
タープとチェア、焚き火台とお茶道具。
ログキャリーはDODの隣のマキちゃん。
ただし、薪ラックは持ってこず、地面に直置き。
雨も降らないし、日帰りなので地面からの湿気は気にせずに置きます。
焚き火のサイドテーブルとして使うのは、ZEN CampsのAir-2 table。
上段板はグランドチェアに対して高さがちょうど良く、他の軽量・コンパクトなテーブルに対して高さがあるので天板の上のマグカップなどを取る際、屈まなくて良いので動作が楽です。
組み立ても簡単で、耐荷重はどの程度あるか表記が無かったので分かりませんが、ソロキャンプで使う分には問題はないでしょう。
焚火
使用するグローブは、ブッシュクラフトのクイック焚火グローブ。
実際に使ってみると、思ったよりも扱いやすい。
焚き火台の組み立ては問題なくできましたし、他のギア類の組み立てやテント・タープの設営などもこなせそう。
取り外しのストレスが減るだけでも、結構キャンプ中の作業が楽になります。
ただ、裾の長い上着を付けているとベルトにカナビラを掛ける関係上、グローブを外す際に上着が邪魔になり、上手くいかない事が多発します。
Tシャツなどの丈が腰までの衣類を使うか、上着の上にベストなどを着た上でそれにカナビラを付けるなどしておけば、もっと使い勝手は良くなるでしょう。
コップとお茶の粉末は用意したけれど、スプーンを持ってき忘れたので箸をマドラー代わりに使います。
適度にお湯が湧いたら、お茶を嗜む。
エアテーブルの中段には、焚き火ギアを置いてあります。
ブロウパイプなどは地面に直置きすると砂が吹き口に付いたり、アリなどが入り込んだりしてしまうので、宙に浮かせて置けるのは非常に便利です。
火の点いたままの木片が落ちても、スパッタシートは焦げ付かず。
熾火状態の炭などが調理中に零れ落ちても大丈夫そうです。
それに、スパッタハンモックの下に使い終わり、洗った状態のケトルやクッカーを入れておくと、焚き火の熱で早く乾かす事ができます。
高さがハンモック以下という条件はありますが、キャンプサイトのチェックアウト日の朝から焚き火して、調理やコーヒーを淹れた後など、焚き火が鎮火して焚き火台が冷めるまでの間にクッカー類を乾かす事ができます。
これは非常に助かる。
撤収
エアテーブルを徹種する際、今回は使用しなかったベルンのトレッキングパットと、モンベルのフィールドホッパーをまとめて入れてみる。
収納ケースに余裕があるので、他にも色々と入りそう。
エアテーブルのフレームは、何か物を乾かしたり冷ましたりする時にも変則的ではありますが、役に立ちます。
特にアッシュキャリーを直接芝生などに置くと余熱で焦げてしまうので、地面から少しでも距離を取る事が大事になります。
ある程度、炭が落ち着いたところで焚き火シートに落ちた灰と炭の状況を確認してみます。
スパッタハンモックは、火床との距離が近いので風などで拡散する前に受け止めてくれます。
ただし、これ1枚で十分かというと、少し怪しい。
メッシュ火床から零れ落ちる炭を受け止めるには面積が少なく、やはり下にもう1枚焚き火シートが欲しい。
最大のメリットは、焚き火の直下に濡れたクッカーなどを入れて、灰や炭の雨に晒す事なく乾かせる事でしょう。
モンターナの焚き火シートで受け止めた灰や炭の量はこの位に。
強めの横風が吹いていたので、焚き火の量に対して焚き火シートに溜まった灰と炭の量は少なくなっています。
間に2枚焚き火シートを挟んでいる為か、草地への影響はそれ程見られず。
地面がじんわりと暖かいので、全く熱が遮断されているという訳ではありません。
茶色になっている部分は、松の枯れ枝です。
忘れ物が無い事を確認。
夕暮れの猪苗代湖を後に、帰路に着きました。
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