【レビュー的な】イーグルプロダクツ/キャンプファイヤーケトル(0.7L & 1.5L)

ギアレビュー

 なんか焚き火台の上に置くか、トライポッドで吊るして使える良い感じのケトルが無いかな、と探して見つけたので、サイズの違う物を合計2つ購入。
 どちらも約9,000円と決して安くは無いものの、使い勝手やスタッキングのしやすさ、何より見た目などで選びました。
 公式の販売ページはこちらに。

PRODUCTS | EAGLE Products 4/4
ノルウェーのEAGLE Products イーグルプロダクツの正規代理店のイーグルプロダクツ ジャパンの商品になります。

0.7L

 収納袋は旧式のグレーの物。
 注文時期によっては、新しいベージュの収納ケースではなく、こちらのグレーの物が届く場合があります。
 こっちの方が煤汚れが目立たなくて良いかもしれません。
 ただ、私は収納には、ダイソーのメッシュケースを使用しています。

 ダイソーのメッシュケースは、ブラックとカーキの2種類あり、伸縮するので色々と融通が利く良いアイテムです。

 まだ火に掛けていない綺麗な状態。
 バーナーのみで使用すればこの状態を保てるけれど、焚き火での煤汚れが付いても見栄えは良くなる事でしょう。

 蓋の取っ手は、金具に押し込んで固定する形式。
 ここは少し使い勝手が悪いし、部品の損耗が気になる点です。

 底面は銅メッキされていて、他の素材のケトルに比べてお湯が沸きやすくなっています。

 SOTOのフュージョントレックOD-331に乗せると、丁度良い感じに。
 大体のシングルバーナーに最適な大きさだと思われます。

1.5L

 こちらは1.5リットルタイプ。
 形状は全く同じで、容量のみが異なります。

コールマン/パックアウェイケトルとの比較

 0.7リットルのケトルと、コールマンのパックアウェイケトルの比較。
 容量的にはあまり変わりないものの、注ぎ口が本体の幅に収まっている点、ケトルの高さが低い点、蓋が本体に沈み込む形式になっている点でイーグルプロダクツの方が個人的には扱いやすい。
 スタッキングする時に注ぎ口のはみ出しが地味に引っ掛かる事があるし、コールマンのケトルも蓋が外れにくい形式となっているのですが、イーグルプロダクツの方もお湯を注いだ時に蓋が外れにくい。
 本体の持ち手にシリコンが付いていないので、焚き火台の上に雑に放置しておけるのも強み。

 こちらは1,5リットルのケトルとの比較。
 見た目的には、大きさの変化は少なく見えますが、円形ではあるものの、上部に向かっての曲面が少ないのでバッチリ水が入ります。

実際の使用感

 ピコグリルタイプの焚き火台に乗せた場合、こんな感じに。
 使用しているのはダックノットのBST。
 他のピコグリルタイプの焚き火台に比べて重いものの、広げるだけで使用できる事と、火床がより厚く頑丈になっています。

 モノラルのワイヤーフレームソリッドの五徳に乗せた状態。
 中央に乗せると、火が最も当たり、かなり早くお湯が沸きます。
 百均で売っているスピットなどを使って五徳の有効面積を広げると、置き方にも自由度が出て使い勝手が良くなると思います。

 画像は、トライポッドを使って吊るした画像。
 これだと、安定して火の近くに置ける代わりに、ケトルを取り外す時にトライポッドごと移動させるか、トングなどを取っ手に引っ掛けて取り外すか、焚き火グロープで火傷を防止してからケトルを取るなど、一手間必要になります。

 写真は0.7リットルタイプの物ばかりですが、1.5リットルタイプも同じように使用できます。
 五徳のある焚き火台との相性は、底面の面積が広い分、縦長のポッドタイプのケトルよりも良いように感じます。

使用後の煤汚れの具合

 何回か焚き火で使用した、0.7リットルタイプの外観。
 上部の縁から下は煤汚れがガッツリ付いています。
 僅かではありますがリムがが出っ張っている事で、上面に煤汚れが付く事が防止されています。
 これが無ければ、取っ手や蓋まで煤で汚れてしまい、全面が真っ黒になってしまう事でしょう。

 底面はこんな感じに。
 一見錆びているように見えますが、煤が変色して白っぽくなっているだけだと思います。

 底面に付いて煤をティッシュで擦ると、底面の銅が露出します。

 1.5リットルタイプは、0.7リットルタイプに比べて、汚れの付き方は緩やかです。

 底面の状態は、0.7リットルタイプと同じく。
 ソロキャンプでの使い勝手は、0.7リットルも1.5リットルもあまり変わらないように思います。
 ただし、2人以上であれば、1.5リットル以上無いと不便を感じるでしょう。

 煤汚れは重曹などを使って付け置き洗いすれば落とす事ができるのですが、私は煤汚れはそのまま放置しておく派です。
 このように全面金属製で光沢のあるケトルなどは、自然の景色の中にキャンプギアを並べた時に浮きがちです。
 スノーピークのチタンマグカップや、記事の中にあるコールマンのケトルなど、火光沢仕様やマット仕上げとなっていれば違和感は少なくなりますが、どうしても光沢のある物は目立ってしまいます。
 アウトドア系の趣味であるので、どうしても道具は使い込んでいるという見栄を張りたい、という気持ちもありますし、いちいち煤を落とすのも面倒だという部分もあります。
 が、今後も焚き火ギアなど焚き火の近くで使用する物の汚れは、食べ物の吹き零れなど腐食する可能性のある物以外はそのままにしようと思います。

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