【レビュー的な】Apple/USB SuperDrive

Apple製品

 たまたま立ち寄ったハードオフで、2012年製のUSB SuperDriveが箱付き3,300円で売っていたので、衝動的に購入。
 メルカリだと、2,000〜3,000円くらいで取引されています。

そもそもUSB SuperDriveとは

 USB SuperDriveは、Appleが販売していた外付けのCD/DVDドライブです。
 製造は2012年で終了し、店頭在庫も2024年頃に無くなったという情報があります。
 CDやDVDを本体のスロットに差し込んで使用するタイプで、ACアダプターを別途用意する必要がありません。
 CDの読み込みは最大24倍速、DVDは最大8倍速。接続はUSB 2.0です。

 現在基準で見ると、見た目が良いだけの旧式CD/DVDドライブに過ぎませんが、アルミニウムの見た目がまだまだ通用するデザイン性。

 現在のMacBook AirにはUSB-Cポートしかありませんが、USB-C→USB-A変換アダプタなどを使用すれば接続できます。
 画像の変換アダプタは一個400円くらいの物でしたが、ちゃんとしたAnkerなどの製品でもそれほど値段は変わりません。

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 MacBookなどのUSB タイプCポートしかないノートPCや周辺機器を使用する場合でも、どうしてもUSB タイプA端子の機器を接続する場面がありますので、こういった変換アダプタを一個、ガジェットポーチに忍ばせておくと役立ちます。

 試しにCDを読み込み。

 問題なくドライブからMacBookへ取り込みされています。

 1時間のCDで、大体10分前後。
 タイトルなどはCDを挿入した際に、アルバムなどの候補が表示されるので、そこから選択すれば後は自動的に入力されます。

 DVDも再生してみます。

 音も映像も問題なく再生可能。
 ただ、CDもDVDも取り込み、再生している時にSuperDriveから出る雑音が気になるかもしれません。
 ケーブルが短いのでテーブルの下などに置く事はできませんが、ディスプレイの向こう側やスピーカーの奥に設置するなど、置き場所に工夫すれば多少は気にならなくなるかも。

 ディスクを入れる際は、結構奥まで入れないと反応しません。

2026年にSuperDriveを使うメリット

CDやDVDを読み込める

 やはり最大のメリットはこれです。
 現在のMacBook Airには光学ドライブがありませんが、SuperDriveを接続すればCDやDVDを読み込めます。
 例えば、
・昔購入した音楽CDをMacに取り込む
・CD-Rに保存した写真やデータを読み込む
・DVDに保存したデータをMacへコピーする
・不要になったCDやDVDを処分する前にデータ化する
 といった用途に使えます。
 特に音楽CDについては、Appleのミュージックアプリから取り込めるので、昔のCDコレクションをデジタル化する用途には今でも便利です。
 まあ、最新のタイプCポート対応の外付けドライブの方が性能も良く、スムーズに稼働するという事は否めません。

本体がコンパクト

 SuperDriveは薄型なので、必要なときだけ机の上に出して使えます。
 普段は外付けSSDなどを使い、CDやDVDを扱うときだけSuperDriveを接続する。
 こういう使い方なら、光学ドライブを常設する必要もありません。
 常時置く場合でもMacBook Airとのデザイン的な相性も良く、アルミ製のMacの横に置いても違和感が少ないところはApple製品らしいところです。
 ケーブルが真っ白なので、SuperDriveとMacBookの間で浮いてしまうのが欠点といえば欠点でしょう。

電源ケーブルが増えない

 SuperDriveはUSBから電源を取るため、ACアダプタを別に持ち歩く必要がありません。
 MacBook Airと一緒に使う場合、
 MacBook Air+USB-C変換アダプタ+SuperDrive
 という構成で済みます。
 外付けHDDなどと違って、電源ケーブルまで用意しなくていいのは地味に便利です。

逆に気になるところ

USB-Aなのが2026年には古い

 SuperDrive最大の弱点は、接続端子です。
 本体から伸びているケーブルはUSB-A。
 一方、M3 MacBook AirはUSB-Cなので、そのままでは接続できません。
 そのためUSB-C→USB-A変換アダプターが必要になります。

USBハブ経由で使う場合は注意

 MacBook AirにUSB-Cハブを接続し、そのUSB-AポートにSuperDriveをつなぐ方法もあります。
 ただし、AppleはSuperDriveがUSBハブや外部ディスプレイ経由で認識されない場合があるので、Mac本体のUSBポートへ直接接続するよう案内しています。
 その為、確実に使いたい場合は、変換アダプターを使ってMacBook Airへ直接接続するほうが安心です。

Blu-rayには対応していない

 SuperDriveはCD/DVD用なので、Blu-rayは読み込めません。
 2026年に新しく光学ドライブを購入するのであれば、Blu-rayまで対応した製品のほうが用途は広いでしょう。
 ただ、手元にあるCDやDVDを読み込むだけなら、Blu-ray対応は必要ありません。

気になる転送速度は?

 SuperDriveのCD読み込み速度は最大24倍速、DVDは最大8倍速です。
 理論上の転送速度にすると、CDは約3.6MB/s、DVDは約11MB/s程度になります(Chat GPT調べ)。
 ただし、これはあくまで最大値。実際にはディスクの状態や読み取り位置などによって速度が変わる為、常にこの速度が出る訳ではありません。
 M3 MacBook Air側のSSDはSuperDriveより圧倒的に高速なので、ここではMacBook Airの性能がボトルネックになることはほぼありません。
 簡単に言えば、
 CD/DVD → SuperDriveで読み込み → M3 MacBook Airへ保存
 という処理の中で、一番ゆっくりなのはSuperDriveです。
 注がれる水の勢いがゆっくりであるのに対し、取り込み先のボトルの口の広さと量がかなり過多になっている状態。
 通常使用で取り込み中に止まるという事態は、全く起きないと言って良いでしょう。

音楽CDの取り込み時間はどのくらいなのか

 Appleの案内では、CD1枚を取り込む時間はおおむね10分程度、曲単位なら数分程度とされています。
 実際の感覚としては、一般的なアルバムなら、
・3~4曲程度:3~5分ほど
・10曲程度:5~8分ほど
・12~15曲程度:7~10分ほど
・曲数の多いアルバム:10分前後~
 くらいを目安に考えておけばよさそうです。
 もちろんCDの状態によっても変わります。
 傷や汚れなどによって読み取りエラーが発生すると、エラー訂正によって時間が長くなる場合があります。
 Appleもエラー訂正を有効にした場合、CDの読み込みに時間がかかる場合があると案内しています。

M3 MacBook AirならApple Losslessでも問題なし

 ミュージックアプリではAACやMP3だけでなく、Apple Lossless(ALAC)なども選択できます。
 CDの音質をできるだけそのまま保存しておきたいのであれば、Apple Losslessという選択肢があります。
 M3 MacBook Airであれば、CDから読み込んだデータをApple Losslessへ変換して保存する処理について、性能不足を心配する必要はほぼありません。
 むしろ時間を左右するのは、SuperDriveによるCDの読み取りです。
 つまり、
 M3 MacBook Airだから取り込みが速い
 というより、
 M3 MacBook AirならSuperDriveの読み取り速度に余裕で追従できる
 と考えたほうが近いでしょう。

2026年にSuperDriveを使うなら

 2026年現在、USB SuperDriveは最新の光学ドライブというわけではありません。
 むしろ、14年前の旧式の光学ドライブになります。
 USB-A接続ですし、USB 2.0です。Blu-rayにも対応していません。
 それでも、手元にCDがたくさんある、昔のCDをMacに取り込みたい、DVDに保存したデータを読みたい、という用途ならまだ十分使えます。
 特に今回のようにM3 MacBook Airと組み合わせる場合、SuperDriveの速度が遅すぎて困るという感じはありません。
 音楽CDなら1枚あたり7~10分程度を目安にしておけば、アルバムを少しずつ取り込んでいく用途には十分でしょう。
 また、MacBookなどのDVDドライブのないPCに買い替えてしまい、なかなか見返す機会の減ってしまったDVDを掘り出して再生する機器としても十分な性能です。

買って、使ってどうだったのか

 Apple USB SuperDriveを2026年の視点から見ると、最新の光学ドライブとして評価するよりも、必要なときだけ使えるCD/DVD読み込み装置と考えるのがちょうど良いと思います。
 特にM3 MacBook Airを始めとしたここ10年で発売されたPC機器との組み合わせなら、CDの取り込みは問題なくできます。
 速度については、CDが最大24倍速、DVDが最大8倍速。
 音楽CDの場合は1枚あたりおおむね7~10分程度を目安にしておけばよく、M3 MacBook Air側の性能が足を引っ張ることもほとんどありません。
 USB-Cへの変換アダプターが必要になるのは少し面倒ですが。
 今となっては少し古いガジェットですが、CDを持っている人にとっては必要なときに出してくる専用機として、まだまだ使い道のある製品です。
 それに、性能以上に見た目が良い。
 アルミボディはMacBookの横に置いておいても統一感が高く、違和感がありません。
 ひんやりした触り心地も、プラスチック製の光学ドライブには無い高級感があります。
 それを意識すると、やはりケーブルのシリコン感が少し残念。

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