友人からおススメされており、Amazonブラックフライデーで15%オフだったので買っちった。
エシカルハウスさんから発売されている物で、波佐見焼を利用したものらしいのですが、焼き物には明るくないのでそこら辺はあまり良く分からないです。

開封

段ボール箱を開けると、緩衝材に包まれて収納されてあります。

フィルターの中には、受け皿が入っています。
持ち運ぶ時には、フィルターの中に受け皿を入れ、その上から保護ホルダーを重ねるという感じになります。

お店からの挨拶カード。
Amazonの商品ページでも使い方は紹介されていますが、こちらでは動画で確認できます。

箱の底には、保護ホルダーがあります。
陶器製とプラスチック製があり、徐々にプラスチック製に切り替わっている模様。
プラスチックの方が破損の可能性が無いので、助かります。

保護ホルダーの裏側には凹凸があり、マグカップなどの縁に引っ掛ける事ができます。
おおむね、キャンプで使用する450mlのマグカップには、大体使えるかと思われます。

Amazonのオプションは、今回購入したフルセットの他にフィルターと保護ホルダーだけのミニマムセットがあり、フィルター単品での購入はできません。

保護ホルダーを蓋代わりにして、フィルターの中にスタッキングできます。
持ち運びには少し不便がありますが、受け皿の中に小袋に分けたコーヒー豆を入れておくと、デイキャンプなどで外コーヒーを淹れる時に役立つかもしれません。
寒さが落ち着いたら、持ち出してみようかと思います。
淹れ方

マグカップに保護ホルダーを乗せてから、フィルターを乗せます。

適当にコーヒーミルで挽いたコーヒー粉を入れて、平らになるように均しておきます。

お湯を注ぐと、少し前に購入して使用しているリネンのフィルターに比べてお湯の落ちるスピードはかなり遅め。
その為、長く粉とお湯が接していて、あまり細かく粉を引くとかなり濃厚なコーヒーになりそうです。
お湯の落ちるスピードはこんな感じに。
セラミックの表面の凹凸が渋み成分を吸着してくれるらしく、少しづつお湯を注ぐよりもある程度の量のお湯を注いで、フィルターとお湯の触れる面積を増やすと良いのかもしれません。

実際に飲んでみると、少しだけ苦みが抑えられて飲みやすくなっているかな、という感じ。
しかし、表面に浮いている油分が埃などは、かなり改善されています。

オリゴ糖と牛乳を入れてしまいますが、リネンフィルターに比べて苦みが抑えられています。
甘味が加わった分、強調される苦みが抑えられている事が良く分かります。

淹れ終わった後は、受け皿に乗せておきます。
これはリネンや紙のフィルターでは気楽にできない事です。
受け皿はフィルターに比べて小さ目だけれど、受け皿の外に残った水分が垂れるという事はありませんでした。
洗浄
洗う前に、フィルターの中に残ったコーヒー粉をゴミ箱などに捨てておき、何度かフィルターを水で濯ぎます。
大雑把に粉を落としたら、指で残った汚れをこすり落とします。
柔らかめのスポンジであれば使用して大丈夫だと思いますが、洗剤はセラミックの気孔に成分が残ってしまいそうなので使わない方が良いでしょう。
もし洗剤を使い場合は、長めに湯通しして洗剤成分を取り除く必要があります。
また、セラミックフィルターは焼成という火で炙る工程が必要だったとの事ですが、こちらは水洗いだけで十分という事です。

洗い終わったら水切り台に乗せておくか、受け皿の上に保護ホルダーを乗せ、その上にフィルターを乗せて乾燥させておきます。

3~4回使用すると、内側にうっすらと線が見えてきました。
この汚れも、10分程度お湯で煮沸すれば落ちるかと思います。
重曹を入れておくと、更に洗浄効果が高くなるそうですので、定期的に重曹入りのお湯で煮沸してあげると、十分な手入れになるかと思われます。
7ヶ月使用してみて ※2025年6月4日追記
4ヶ月目辺りから徐々に濾過速度が低下し、5ヶ月目から著しく濾過速度が超低速になりました。
具体的には、粗挽きの豆をフィルターに1人前入れた状態で、写真の濡れた位置までお湯を注いだ場合、写真の状態になるまで20分程度経過しています。
水滴の落ちる速度は、5秒に一滴程度まで低下しました。
中のお湯は冷めてしまっているので、フィルターの上に手を翳してもお湯の湯気の熱気は感じられません。

お手入れとしては、使用した後にコーヒー豆の除去と、4回に一度くらいの頻度でお湯での煮沸を15分程度。
目詰まりが明確になった後は、重曹を使用しての10分程度の煮沸を2〜3回連続で行っておりますが、改善の兆しはありません。
煮沸する際には、お湯の色がある程度透明になるまで行っておりますし、ブラシ類での掻き出しも行ったのですが、あまり良くはなっていません。
なので、ガスバーナーの五徳の上に乗せて、弱火で10分程度炙って焼成してみました。
結果、目詰まりは解消され、抽出速度は元通りになりました。
あまり強火で炙ったり、長時間フィルターを火に掛けたりすると、フィルター自体に焦げ付きができてしまうと思いますが、セラミックとはいえフィルターは消耗品ですし、個人的にはあまり気にしません。
2〜3ヶ月に一度、バーナーで炙ってやれば問題なく使用を継続できると思います。
焼成する手間が面倒だったりガスバーナーなどが手元になかったりする場合は、リネンやポリエステルの再利用可能なフィルターを使用する方がコーヒードリッパーの分の金額を合わせても低コストで使用できると思います。
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今回購入した商品はこちら。
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