【レビュー的な】mont-bell/ウインドシェルグローブ

ギアレビュー

 冬用の薄手の手袋が欲しくなったので、mont-bell ショップにて良さげなグローブを購入してみました。

 mont-bellのウインドシェルグローブ。
 これは、中綿入りで厚手の防寒手袋というより、薄手・軽量ながら風を防いで手の冷えを抑えるタイプのグローブになります。
 表地には40デニール・フルダル・ナイロン・タフタ。
 裏地にはクリマプラスメッシュという素材を使用し、撥水加工も施されています。
 手のひらには滑りにくい合成皮革を採用しており、平均重量は36g。
 秋から初冬のキャンプで、テント設営や調理などの軽い作業を行う際の着用に向いています。

メリット

冷たい風を防ぎながら適度に保温できる

 ウインドシェルグローブの特徴としては、防風性と薄手の保温性をある程度両立していることです。
 表地のナイロン生地が冷たい風を遮り、裏地のクリマプラスメッシュが空気を蓄えることで、薄手ながら手の冷えを抑えます。
 秋冬キャンプでは気温そのものよりも、風が吹いたときに手が一気に冷えることがあります。
 そういった秋の朝晩や初冬のテント設営、サイト内での作業などではこの防風性に助けられるでしょう。
 ただし、真冬の低温環境で長時間使うことを想定した厚手の防寒グローブとは目的が異なります。
 こちらは風を防ぎ、厚手のグローブは空気に体温を蓄えての保温になるので、暖かさにはかなりの差があります。

薄手なのでキャンプ作業の邪魔になりにくい

 厚手の防寒手袋と違い、薄手に作られているため、テントのロープを結んだり、ペグやハンマーを扱ったり、チェアやクッカーを持ったりといった細かな作業をしやすいのがメリットです。
 手のひらには合成皮革が使われているため、道具を持つ際のグリップ性も確保されています。
 手のひらから五指に至るまでをタッチパネル操作にも対応している合皮で覆われているので、グローブを外さずスマートフォンを操作できるのもキャンプでは便利なポイントです。

軽量・コンパクトなのでキャンプバッグに常備しやすい

 平均36gと軽く、コンパクトに収納できるので、使うかどうか分からない時期の予備防寒装備として持ち運びやすいグローブです。
 秋口は昼間には暖かくても夕方から急に冷え込むことがありますが、厚手の冬用グローブを最初から持っていくほどではない場合にバッグへ入れておけば必要な時だけ取り出せます。
 オートキャンプでも荷物への負担がほとんどない為、秋冬用の常備アイテムとしてサイドポケットやダッシュボードに入れておけば、現地に到着して思ったよりも冷え込んでいる場合にすぐに着用可能です。

デメリット

真冬のキャンプでは保温力が不足しやすい

 薄手で作られている為、氷点下になるような真冬のキャンプでは保温力が足りなくなる可能性があります。
 防風性によって冷たい風は防げますが、長時間屋外にいると手そのものが冷えてくるので、厳冬期には厚手の防寒グローブやミトンのほうが適しています。
 季節で考えるなら、秋はかなり使いやすく、初冬までは対応しやすいものの、厳冬期は他の防寒グローブと使い分けるのが無難です。

撥水加工はあるものの雨や雪への本格対応には向かない

 表地には撥水加工が施されていますが、防水グローブではありません。
 その為、雨の中でのテント設営や雪中キャンプなど、手袋が長時間濡れる環境では注意が必要です。
 染み込んだ水分により保温性が低下、指先から体温が奪われてしまう為、悪天候が予想されるキャンプでは防水性を重視したグローブを別に用意したほうが安心です。

 mont-bellのウインドシェルグローブは、真冬の寒さを完全に防ぐ厚手の防寒手袋ではなく、秋から初冬にかけて冷たい風を防ぎながらキャンプ作業をしやすくする薄手の防寒グローブというポジションになります。
 テントなどの設営や焚き火の準備が整うまでは着用して、以後は焚き火グローブを使用。
 寝る前に焚き火を熾火にしたら、寝るまでもテント内用グローブとして使用。
 シュラフの中で着用していても、あまり嵩張らないので簡易的な防寒用としても使用できると思います。

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