現在使用している焚き火グローブは、トンボレックス社のレスキュー消防手袋のMサイズ。
他の方のブログで紹介されているのを見て購入して、2年近く焚き火だったり鉄製スキレットなどを使った調理だったりに付き合ってもらっています。
すっかり手のひらの革部分は煤で汚れてしまいましたが、時々ウェットティッシュで拭ったりオイルで保湿したりして使用し続けています。
耐熱性もさる事ながら、指の可動域も優秀で、ある程度の作業であれば付けたまま行う事ができます。
反面、手首部分のマジックテープで固定する方式なので、着脱に手間がかかってしまいます。
マジックテープで留めずに使っても良いのですが、もう少し手間を減らしてみたい。
そう思っていたところで新しく購入したのが、こちらのクイック焚火グローブでした。
カナビラでベルトに吊り下げて、脱着は磁石の力で補助してもらう。
手を入れればそのまま装着できて、磁石同士をくっ付けて軽く振れば簡単に外す事ができる。
なかなかどうして、便利そうな感じがします。
試しに何度か脱着動作を行ってみましたが、装着時は手を突っ込んでそのまま下ろせば1秒。
外す時は磁石同士をくっ付けて、2~3振りするので2秒程度。
屋外だと色々と手間取る事もあるでしょうが、普通のグローブの付け外しよりも遥かに速い。
落ち枝拾いや焚き火の面倒を見ながら何か作業する時など、割と頻繁にグローブを着脱する場合にはかなり役に立ちます。
ただし、磁石はなかなか強力なので、他の金属製品にくっ付いたり、うっかり財布などに接触してしまうと磁気カードのデータが破損してしまったりする可能性があります。
逆に言うと、アイアンテーブルなどに手首の磁石をくっ付ければ、テーブルをグローブホルダー代わりとして利用する事ができます。
欠点としては、手の甲部分の多いが少ない事。
指を伸ばしている間はそうでもないですが、ナイフやトングを握ると手の甲がほぼ露出します。
焚き火の熱や火の粉が直に当たる可能性が上がるので、ちょっと注意しなければなりません。
ただ、このカバー面積の割り切りが着脱時のスムーズさに繋がっているので、一概に欠点とは言えません。
次に、手指の可動域が若干狭い事。
トンボレックスは指の関節に切れ込みを入れ、グローブ自体の素材も手のひら部分は牛革、それ以外はケプラー繊維などで作られているので柔軟性があります。
クイック焚き火グロープは、若干親指の先に隙間ができてしまい、全体的にまだまだ硬い。
使用している間に手に馴染んで改善するとは思いますが、快適性ではちょっと劣るかなという印象。
2024年の7月から8月は暑さと台風のおかげで、全くアウトドア系の趣味はできませんでした。
9月になって気温と天候は落ち着くと思われるので、その2か月で購入したギア達をどうにかこうにか使用して、感覚をまとめてみたいと思います。
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